株式会社Liquid
企業インタビュー:
株式会社Liquid
高田
「認証の空気化」を目指し、スマートフォンやPCのカメラを用いたスピーディーでセキュアなオンライン本人確認を提供している株式会社Liquid。最高水準の顔認証技術、独自のAI画像処理技術、特許出願済の真贋判定技術などの高度な技術を駆使し、これからの日本や世界のスマート化を支える事業を展開されています。その裏側には一体どんな魅力があるのでしょうか。今回は代表取締役の長谷川 敬起氏にお話をうかがいました。(インタビュアー:高田)
eKYCとデータベース
現在注力している事業と強みを教えてください
当社は「パーソナライゼーション」のローコスト化、マス化を目指している株式会社ELEMENTSの子会社で、個人を一瞬で特定することができる「身元確認」と「当人認証」を行えるサービスを展開しています。
具体的には「LIQUID eKYC」というスマートフォンでスピーディーに本人確認ができるサービスを提供しています。「eKYC」とは、electronic Know Your Customerの略で、「オンライン上での身元確認」のことです。
また、利用者の身元確認データをデータベース化しており、将来的には新たな別の事業者のサービスを利用する際に、事業者ごとに一々身元確認をし直すことなく、スムーズに認証することができる仕組みをつくっている点が強みです。
LIQUID Style , Open Mind
会社の雰囲気を教えてください
個人情報のデータベースに直接触れる業務担当者以外は基本的にフルリモート勤務となっているため全体の雰囲気というと難しいのですが、風通しがいいなと感じています。
当社では、月に一回、全スタッフに向けて戦略やビジョンの共有や行動指針の確認をするミーティングを開催しています。メンバーによっては何度も同じ話を聞く者もいますが、繰り返し行うことで戦略の理解が深まり、「LIQUID Style」として定めている行動指針が浸透し、特にその中でも大切にしている「Open Mind」な雰囲気がつくられ、全員が否定されることを恐れず、オープンに議論できる環境に繋がっていると考えています。
ランダムミート・部活動
社員の方の働きやすさを意識した取り組みはありますか?
当社では、「ランダムミート」という取り組みをしています。コロナ禍以前はランダムランチとして取り組んでいた企画ですが、現在はほとんどの社員がフルリモート勤務となったため、月に一回、5人〜8人程度のメンバーをランダムに選出して、グループをつくり、オンラインで雑談をする機会を設けています。
また、Slack内に「部活動」のチャンネルがあり、筋トレ・キャンプ・ゲーム・アニメなど多様なジャンルの活動が行われています。
コミュニケーションのほとんどがオンライン上だからこそ、こうした社員同士の関わりあいを大事にしており、そこの場をキッカケに仕事外でもコミュニティ活動が発生し、それを楽しみにしてくれている社員もいます。
ビジョンへの共感
貴社にフィットする人材像について教えてください
「認証を空気化し、なめらかな世界をつくる」という当社のビジョンへ共感いただけるかどうかをとても大切にしています。
例えば、プールや遊園地に行ったとき、スマートフォンで当人認証をして、チケットを購入すれば施設の入場からロッカーの使用、レストランの利用やお土産屋さんでの決済まで顔の認証一つでできるようになります。
海外旅行に行く際も、パスポートの顔と当人認証を紐づけることで、空港でのチェックインや出国審査などの手続きがスムーズになるだけでなく、渡航先の空港で、スマートフォンをかざすだけでレンタカーを借り、車のカギを開けるといったことができるようになります。
これらはまだ構想の段階ですが、認証が空気化されたこのような世界を本気でつくっていきたい、そのために何事にも全力で取り組める人が当社にフィットすると思います。
次世代の考え方や
アーキテクチャーを学ぶ機会
仕事を通じてどのような知識や能力が身につき、磨かれますか?
当社での仕事を通じて、次世代のサービスやビジネスに対する考え方が身につきます。現代ではサービスの提供企業がユーザーの情報を持っており、ユーザーに対して最終的な権限を委ねていません。例えば、ユーザーの投稿やアカウントに対して制限をかけようと思えばかけられる状態です。しかし近年では、ユーザーが権限を持ち、提供企業が不当な制限をすることのできないサービスができ始めており、ヨーロッパはそういったサービスの設計をいち早くフレームワーク化して民間企業とも連携を始めており、世界のトレンドはこちらの流れに向いてきています。
我々はこうした世界の流れに沿ったサービス開発をしているため、「認証」に限らず、次世代のサービスやビジネスの考え方やアーキテクチャーに日々触れながら仕事をすることになります。自然と世界目線の知識や考え方がついてくると思います。
今後の事業の展望と採用計画について教えてください
当面は、2022年1月にリリースした「LIQUID Auth」という新しいサービスの普及と運用に力を入れていきます。また、並行して新たなサービスの開発にも取り組みます。そのため、様々なポジションのエンジニアの方とセールスの方も含め多数の採用を計画しています。
「認証」のコア技術に特段の関心がなかったとしても、Liquidの世界観や、もっと言うとテクノロジーの力で社会全体に大きな影響を与え、SFコンテンツのような世界をつくっていくことに共感が持てる方がいらっしゃいましたら是非エントリーお待ちしております。
アロハキャリアにどんなことを期待していますか?
人材紹介会社としてのプロの眼力で、当社と相性の合う方をぜひ紹介していただきたいです。
貴社にエントリーを検討中の方へメッセージをお願いします
現在「LIQUID eKYC」のユーザー数は1,000万人近くになり、eKYC(オンライン本人確認)市場のシェアNo.1*1です。まもなく日本の人口ののべ約10%の方が使ってくださることになり、当社のサービスは社会インフラの一部と言ってもいいレベルになりつつあります。
また、当社は世界的大企業にも引けを取らない高い水準の技術力を持っているだけでなく、経済産業省、警察庁、金融庁などの国の機関とディスカッションしながらサービスの開発や運用を進めています。
このような事業規模の大きさと最先端かつ高水準の技術力が当社の最大の魅力です。
私たちと一緒に世界を変えましょう!
高田
平均年齢32歳と若手も多数のスタートアップ企業で、社会の大きな課題に取り組みたい、社会の生活インフラをつくりたい、見たことのない未来をつくりたいという大きなビジョンを持っている方にオススメです。
高度な技術力を持つエンジニアの方々と共にスケールの大きな事業に取り組めるところが魅力です。
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